真桑うりに見る、現代果物事情
2011年8月11日 12:00
仙台のデパ地下、青果コーナーで目に留まった真桑ウリ。存在は以前から知っていたし、何度か食しているが、きゅうりとプリンスメロンの間の味、という印象だったし、たまに小さくてすごく甘いモノにも出くわしたことがある。
愛知県には金色の「金俵マクワ」が存在する。
古い時代の夏の果物のだった。
現在の果物は大きくて甘い、これが普通である。果糖は尿酸を上げやすいとか直ちに脂肪合成に回るから、という理由で生活習慣病の患者さんには「食べない様に」という食物になってしまった・・・。
全く持って残念だ。
肉体労働しなくなったのが主な原因。日本人のほとんどは皆さん農業や建設業など肉体を使用した労働体系だった。糖質(炭水化物)は健康で生きていくのに必須だった。
それで真桑ウリ、やはり甘くなかったので(思った以上に)、氷と果肉をミキサーで拡販して蜂蜜を加えて食べました。ジャーベットにすればよかった・・。
ネットメロンが主流のメロン市場。このメロンで「適正な甘さ」を感じてみましょう。
ラベル: 果物