ご挨拶:野菜王のサイトをクローズいたします。

2013年7月5日 15:11


これまでこのサイトにお越しくださいました方々すべてに感謝を申し上げます。

 


2010年、野菜王をプロデュースしてくださいましたコヒラパーソンズの方にお会いし、人生観がかわりました。

 

「常にニュートラルに」

 

最初言われて、でも、よく理解できませんでした。あまりアクセス数なくて、そしてスポンサーが無くなっても、コツコツ自分の視線で野菜を綴り、正直に書きすぎて(正論が過ぎて)企業のかたからお叱りを受けたり・・・。もっとオモシロおかしく書いた方がいいかも・・・と悩むこと毎日・・・・。でも自分の気持ちに正直に綴っておりました。

 

そして、2011年、東日本大震災を岩手で目の当りにしました。みんな「利益がでるかどうか」だけに固執し、権威者の前でイエスマンを演じていれば、そこそこの人生・・・。

 

本当にそれでいいのかな?それが優秀な人の正しい生き方なのかな?違いますよね。

 

私は医療と農業の間でニュートラルにいたい・・。

 

シニア野菜ソムリエとして健康を語るより、実際、野菜で患者さんを治す、患者さんをつくらない、つまり医師としてのスキルを磨いていかなければ、と考えました。

 

メールマガジンまぐまぐ「メグ先生の森の診療所」で情報発信し
http://www.mag2.com/m/0001313672.html
 

また家族が院長をつとめます、みやた整形外科医院で、人々の暮らしを支える医療をテーマに、医師・シニア野菜ソムリエとして診療しています。


この思いは先日のFMでみやぎ食育アドバイザーとして出演したときにお話ししました。


残念ながら経済活動が正義?の世界中の共通認識。環境問題はエンドステージにまっしぐら、というとても残念な状況ですが、野菜王はきっとどこかにいる・・・いえ、自分自身が野菜王になって再びこのサイトをオープンさせる、そのつもりでしばらくは医業に専念したいと思います。

 


最後に、プロデュースしてくださいました隊長!あなたのおっしゃる「愛ある仕事」の意味が最近やっとわかりました。

 

ありがとうございます。感謝です。もしかして隊長が野菜王・・・ですか?

アンチエイジング旅

2013年5月9日 17:31


ぶらり角館

 


桜のシーズンです。私の趣味「ひとり旅」、GWは角館に行ってまいりました。

 
 


ともかく込み合うので早朝がベスト。今年は連日寒く、桜は三分から七分咲きといったところ。

 

それでも角館の街並みは歩くだけで楽しくなります。以前、訪れた際のブログ↓↓

http://yasaioh.shopdb.jp/2011/08/blog-post_9649.html

 
 


朝市のきれいな巻きずし。

 

苺大福も安くて美味しい。

 


おもしろい飲食店。カレーと山内杜氏のお酒が併記されている・・・。

 

秋田美人100人キャンペーンのポスター。普通に皆さんキレイです。なんていうか不細工な人がいないのです、秋田は。高い頻度で、すごい美人に遭遇します。

ちょっと車を走らせて、Kimoto さんのところを尋ねました。木元さん、凄い美人で気立ても抜群!

 


ブランチ。好きなお惣菜を取り分けて・・・。中央のモツ煮込みは40年間変わらぬ味だそう。なかなかですよ。

 

コロッケと巻きずしはサービス。

 


そしてもっとサービスの山菜三種。ここみ、アブラこごみ、ひめタケ

 

なかでも初めての食体験「あぶらコゴミ」。ごま油の風味で、そしてぜんまいの食感です。

 


お土産に、こごみを沢山いただきました。
 
6月のバラ園は見事。その時期にまた訪ねてきますね。

http://yasaioh.shopdb.jp/2011/08/blog-post_6428.html
 



美人の木元母娘と記念写真。

 

このあと温泉へ。マイペースで疲れたら車で仮眠できるし・・・。この旅のスタイルをアンチエイジング旅と総称しています。

 

自然を体感して得られる自身のベスト・コンデイションを知る旅

 

みなさんもいかがですか・・・。
 
 

美人は文化

2013年4月26日 15:19


女性は美しくあるべきだと思います。外見だけの話ではなく美しくなる努力を間違わなければ人間は成長出来るし、もちろん幸せになる。そして、もし失敗しても誰かがまた助けてくれると思っています。

 


最初は自分の仕事ではないと思っていました。

 

でもインナービューティの資格のテキストの監修をしたこともあり、その後の展開を傍観していたら、インナービューティの有資格者の振舞いがちょっと気になるし、食と美を語る人たちの根拠が非科学的だったり・・・責任も感じてこれまでも講演など活動を行ってきました。


最初は秋田美人で活動を。


震災後に活動は途絶えてしまいましたが、S-farm の渡邉さんと方向性の一致をみて、しかも渡邉さんの仕事ぶりが、私の思い描く「美人の条件」のひとつに当てはまり、食de美人を開催するに至りました。

http://www.hideyoshi-inc.com/s-farm/


この会の意義「地元の良い食材を食べて美人になって一生懸命働いて私の人生最高!をめざしましょう」

 

外見だけのキレイ磨きにいそしみ、つまらない嫉妬心で時間を費やすことのないよう、そして迷惑な美人にならないよう、ココロのあり方も大事になってくる。そうなると上から目線での発言、私の年齢くらいでちょうどいいでしょうね。

 

今回は4回目。美に係る仕事の方々が集まって、気の合う人たちとビジネスパートナーになって欲しい、という願いもあります。美人が気立てよく働く街は観光客がまた訪れたくなる場所なのです。気立てのよい美人は経済も活性化します。

 

それは決して若い方々だけでなく、シニア世代も美しい微笑みを携えて幸せに暮らす姿は地域の財産、そして健康だと経験を積んだすばらしい労働力となると考えます。

 

本日、限定の特別メニュー。会を重ねるごとにAVAZのシェフも腕をあげてきています。

リコッタチーズとアボカドのマルゲリータ
 
 

自家製燻製サルシャッチャ~ビーンズ添え


ほうれん草と豆腐のキッシュ

半熟卵と山菜のピクルス


蛍イカのネバネバ冷製パスタ
 
 

豚ヒレ肉の香草低温ロースト~パプリカソース

マンゴームースケーキ

 


会場の片隅には岩手の食材が・・・しかし良いものばかりだ・・・これらが自分の身体の一部になる、そして美しくなる。こんな良い買い物は無い。

 


トマトジュース、各地に類似品多数。しかし背景が変わればきらめく商品になる。食de美人の会の立ち位置も見えてきました。

 

美人は文化です。

ひきよせられたダ・タカシマ

2013年4月19日 7:15


プレジデントという雑誌を開いていると・・魚介類のメニューが目に留まった。ダ・タカシマか・・・横浜に出かける予定あり。早々に電話予約した(電話:0454513008 横浜駅近くです)。

 



しかし雑誌切抜きを忘れてしまった。電話発信履歴から再度電話して場所情報を確認した。あきらめないのだ・・。あきらめない理由があったのです。

 


南イタリア風のお店と聞いていた。開放感あふれる店構え。予約名を名乗ると、宮田先生ですね・・・。えっ!なんと以前ワイン会で野菜を提案させていただいたお店のスタッフだった。光栄だ。

 

取り計らいで1階の開放感ある場所で過ごすことになった。

 



まずはお目当のペスカトーレを注文した。そこからワインや他のメニューを選択した。

 


ドライトマト。

 
 


野菜サラダは三浦半島の新鮮野菜。新鮮でしたよ。ドライトマトをかじりながら野菜サラダを食べで、そして白ワインを・・。

 

同行の子供を英才?教育する。

 
 


そしてペスカトーレ!かなりヴォリュームがあるように見えますが、殻も多いですから。カマの美味しさも充分に知っているので、目周囲の脂肪を頂きます。アサリ、エビ、ムール貝の味がオリーブオイルと調和し、パンにつけても実に美味しい。

 


こういうメニューは躊躇せず手を駆使し大胆に食すのがいいのです。

 


デザート2人で1つ。エスプレッソで仕上げです。

 

ひきよせられたダ・タカシマ

 

ワインのことも気兼ねなくスタッフに聞いてみましょう。

こんなお店の近所に住んで、日曜日のブランチに、白いコットンシャツ、ジーンズ、スッピン・裸足にサンダルで過ごせたら、素敵だろうな・・・。

南青山ワイン会

2013年4月16日 22:59


モチベーションを高く維持していくのはなかなか難しい。

そんなときは別領域の方々とお話しするのがとても良い。ということでしばらくお休みしていたワイン会へ出席した。

 


岩シェフは今回も物腰はやわらかく、そしてメニューはさらに洗練されていた。語り口は穏やか。今回のテーマ食材は十勝のおとうふくん、利島特産食べる椿アブラ、そば粉

 


高野氏はいつもどおり冷静。年齢不詳。維持しているのはワインのアンチエイジングと、おそらく精神修練。何があってもぶれることはない。すごい知識・・。
 

 
 
自家製チーズの小さなガレット.
そば粉のクレープにチーズや野菜が乗っかっている。
 
 

まぐろのきんつば風マグロをミンチしてそば粉をつけて表面をカリッと焼き付けている
 


                                                                        とうふくん

 

                                                         帯広市・中田食品のヒット商品


 


グリーンアスパラのポタージュ

 

これはメニューを聞いただけで美味しい!となる秀品。

 


つばき油でマリネした初カツオのタタキ
 
 
 
 

 
椿油は利島の特産。農協の方がいらして説明していた。利島は人口300人。いいなぁ。オレイン酸たっぷり。

カルパッチョ・ソースに椿油とイタリアのガルム(魚醤のようなもの)をソースに使用。
 
 

アイスプラントは苦手野菜だがこれは繊維質がやわらかく表面のナトリウム結晶が繊細で小さい。

 


とうふくんペーストをぬってローストしたホエー豚肩ロース肉

肉料理も○

 

チーズ(高原のナチュラルブルー・サヴぉア風ウォッシュ・味噌モッツアレラ)

日本人がつくるチーズはまろやかです。

 

生チーズのジェラートといちごのロマノフ風

デザートは写真取り忘れ・・・。

 


昨日の学会特別講演「王貞治氏」

 

とことん自分のやりたいこと、理想を突き詰めること。20代の心と体、30代の心と体、それぞれ調和が取れて結果が出せる。同じホームラン数でも打ち方は全く異なっている。だからそのつどそのつど次はどうすればよいか考えてきた。結果が思わしくないと悪いところを改善しようとして良い所まで足を引っ張る結果になることがある。そこはきちっと分けて考えなければならないと思う。

 

さすが、選手としても監督としても偉業をなしえた方のいうことはちがう。そしてイチロー選手の素晴らしさにも言及していたが、人の何倍も努力して周囲の状況を把握して言動ではなく行動で気配りをしている人間、なんだそうだ。

 
 
そして雑誌クロワッサンでみかけた順天堂大学・天野教授の一言。天皇陛下の心臓手術の執刀医。自分が手術した心臓手術の日常の延長線上、だったそうだ。東大主治医チームの中に一人で混じり、ごく自然に「大成功」を導いた。なにかに到達している。
 


ふうーん、うなることばかりだ。

 

ともかく超えるべきものは自分の中にある、ということは共通のようだ。そして周囲を少なくても不快にさせない、出来ればシアワセにしていけば、自分の戦いの壇上はアップしてくる、そう解釈できた。

 

ワインもそれぞれそこに存在する意味があるように、自分の生業にも意味を見いだしていきたいと思った。

 
本日のワインと日本酒のリスト
 

カヴァ1919シャルドネ

ふらのワイン、テル・マスターソムリエ・高野豊セレクション[原産地:北海道富良野市]

ソアーヴェ・クラシコ・モンフォルテ・サンティ2011[原産地:イタリア、ヴぇネト州]

マコンミリー・コントラフォン1999[原産地:フランス、ブルゴーニュ地方、マコン地区]

コトー・ブルギニヨン2011」・ルイ・ジャド[原産地:フランス、ブルゴーニュ地方]

井筒ワイン、メルロー樽熟2010・マスターソムリエ・高野豊セレクション・マグナムボトル[原産地:長野、塩尻市]

安曇野ワイナリー、杏木花2012[原産地;長野県、千曲市]

今井酒造店 長野県原産地呼称認定、一点の雪[原産地:長野県、長野市]
 
 
これは気に入りました。
 
貫く精神、ここ2日間で心得ました。

 

蓮根・・・惚れて泥沼?

2013年4月2日 20:54

高須農園さまから蓮根が届きました!

 
 
 
 


箱を開けたら・・・おっと動き出すかのような先端は角のごとく・・・横に並べれば、ズン!と前に進みだしそうだ。

 


割面の穴は10個。これは中国の系統。日本の系統だと穴8個。勝手に縁起野菜扱い・・。

 


蓮根はそれぞれの節が茎。節ごとに黒い根がつく部位がある。まるで会社の組織だ。先端は営業部で業務拡大。根っこはミネラルなどを地中からの調達。葉っぱの光合成で運営資金、蓮の花は窓口のきれいな女性社員。それでは食している蓮根の部分は?

 


これは養分を蓄えた茎であり、穴は空気の通り道の孔である。風通しの良い組織、そして蓮根(茎)のような管理職がいると会社全体が「見通し」が良い。

 

蓮根は食べ物であり、食療養の食材でもある。食物繊維、オリゴ糖、鉄、ビタミンCなど、腸内環境の改善にも大いに役立つようだ。

 

それに実に美味しい。料理すればするほど、食べれば食べるほど、次に挑みたくなる。泥沼・・・蓮根の誘導か?

 

雑穀と蓮根の乾燥おからコロッケ

 


ココナツミルク煮

 


お弁当にひき肉詰め蓮根の照り焼き風

 


ささ身ミンチはさみ揚げ・えごまパウダーまぶし

 


それにしても湖面上にはこんなにきれいな蓮花が・・・

 

一句

  節ごとに 希望つらねて 蓮ひらく

 

蓮根料理はまだまだ続く・・・
 
 

蓮根の栽培はかなり大変な作業とのこと。凛々しいです、高須農園の高須さん。

 


でもパンフのイラストはおちゃめです。