癒し

2013年3月29日 16:24

加齢に伴う諸症状を治療する立場になると、医療機関でできることは限られていて、本来、人間は弱いと思うし、なにかに縋って生きていきたいと思うのは当たり前と感じています。

 


かつて医術も限られた時代、神社仏閣は癒しの中心であったと思います。高野山へ行く機会に恵まれました。

 


電車・バス・モノレールを乗りついてたどりついた標高1000メーターのその地は、空気そのものに心地よさを感じます。

 


その佇まい

自然の調和

普遍的な人の気持ちのゆらぎ

 


癒し(治療)としてのクスリの存在も大きかったでしょう。

 


ただし医薬品の法令にそぐわなくなっているというのも事実のようです。有名なだらにすけ。

 


悩みや迷いに応える手段は今でも色々ありますが、同じストリートに並んでいるということが面白いのです。

 

そしてスイーツもその時代、大いに癒しの効力を持っていたのでしょう。

 

高野山甘処

 

みろく

 


羊羹。さらしの布にまかれています。

 


五智(このうち一つは子供が食べてしまいました、四智・・・とほほ)

 


これは一つが大きい

 


そして佛手柑(ぶっしゅかん)

 
 


12千円以上しますが製造工程は3年くらい要するということ。縁起物として有り難くいただきました。こころなしか薬の味がします。

 

こういった雰囲気はヨーロッパの方に人気がありアナウンスは日本語の次がフランス語でした。世界遺産に相応しいですね。

 

さて平泉。学ぶべきところは大いにあるでしょう。今日はこの辺で・・・。