南青山ワイン会
2013年4月16日 22:59
モチベーションを高く維持していくのはなかなか難しい。
そんなときは別領域の方々とお話しするのがとても良い。ということでしばらくお休みしていたワイン会へ出席した。
岩シェフは今回も物腰はやわらかく、そしてメニューはさらに洗練されていた。語り口は穏やか。今回のテーマ食材は十勝のおとうふくん、利島特産食べる椿アブラ、そば粉
高野氏はいつもどおり冷静。年齢不詳。維持しているのはワインのアンチエイジングと、おそらく精神修練。何があってもぶれることはない。すごい知識・・。
自家製チーズの小さなガレット.
そば粉のクレープにチーズや野菜が乗っかっている。
まぐろのきんつば風マグロをミンチしてそば粉をつけて表面をカリッと焼き付けている
とうふくん
帯広市・中田食品のヒット商品
グリーンアスパラのポタージュ
これはメニューを聞いただけで美味しい!となる秀品。
つばき油でマリネした初カツオのタタキ
カルパッチョ・ソースに椿油とイタリアのガルム(魚醤のようなもの)をソースに使用。
アイスプラントは苦手野菜だがこれは繊維質がやわらかく表面のナトリウム結晶が繊細で小さい。
とうふくんペーストをぬってローストしたホエー豚肩ロース肉
肉料理も○
チーズ(高原のナチュラルブルー・サヴぉア風ウォッシュ・味噌モッツアレラ)
日本人がつくるチーズはまろやかです。
生チーズのジェラートといちごのロマノフ風
デザートは写真取り忘れ・・・。
昨日の学会特別講演「王貞治氏」
とことん自分のやりたいこと、理想を突き詰めること。20代の心と体、30代の心と体、それぞれ調和が取れて結果が出せる。同じホームラン数でも打ち方は全く異なっている。だからそのつどそのつど次はどうすればよいか考えてきた。結果が思わしくないと悪いところを改善しようとして良い所まで足を引っ張る結果になることがある。そこはきちっと分けて考えなければならないと思う。
さすが、選手としても監督としても偉業をなしえた方のいうことはちがう。そしてイチロー選手の素晴らしさにも言及していたが、人の何倍も努力して周囲の状況を把握して言動ではなく行動で気配りをしている人間、なんだそうだ。
そして雑誌クロワッサンでみかけた順天堂大学・天野教授の一言。天皇陛下の心臓手術の執刀医。自分が手術した心臓手術の日常の延長線上、だったそうだ。東大主治医チームの中に一人で混じり、ごく自然に「大成功」を導いた。なにかに到達している。
ふうーん、うなることばかりだ。
ともかく超えるべきものは自分の中にある、ということは共通のようだ。そして周囲を少なくても不快にさせない、出来ればシアワセにしていけば、自分の戦いの壇上はアップしてくる、そう解釈できた。
ワインもそれぞれそこに存在する意味があるように、自分の生業にも意味を見いだしていきたいと思った。
カヴァ1919シャルドネ
ふらのワイン、テル・マスターソムリエ・高野豊セレクション[原産地:北海道富良野市]
ソアーヴェ・クラシコ・モンフォルテ・サンティ2011[原産地:イタリア、ヴぇネト州]
マコンミリー・コントラフォン1999[原産地:フランス、ブルゴーニュ地方、マコン地区]
コトー・ブルギニヨン2011」・ルイ・ジャド[原産地:フランス、ブルゴーニュ地方]
井筒ワイン、メルロー樽熟2010・マスターソムリエ・高野豊セレクション・マグナムボトル[原産地:長野、塩尻市]
安曇野ワイナリー、杏木花2012[原産地;長野県、千曲市]
今井酒造店 長野県原産地呼称認定、一点の雪[原産地:長野県、長野市]
これは気に入りました。