お弁当事情
2011年9月2日 13:30
健康食は意外と人気が無く、ビジネスとしては成り立ちにくい。検診結果や出っ張ったお腹を気にしながらも、結局は肉や揚げ物を選んでいる。食産業と健康産業は一致していない。
企業でうまくいったのはタニタ。社員食堂で健康メニューを提供して、そのレシピ本もかなり売れたらしい。
健康弁当
600kcal、750円。雑穀ご飯黒ゴマまぶし、ぶり大根、ナス炒め、唐揚げ、サラダ、フルーツ。魚屋さんの総菜コーナーなので素材は間違い。このお店は県庁界隈にあり、健康志向の人も多そうな公務員さんたちから人気?とおもいきや、となりのカツドンの方が良く売れている気配だ。大学病院も近くにあるが、こういったお弁当を買いに来る人もいないし、病院の売店で健康弁当を置いているわけでもない。病院管理者に提案しても「利権がどうの、入札がどうの・・・」その割に健康センターの特定健診後の指導はうるさい。
まったくもって、やっていることの筋が通らないのだ。インテリ集団なら行動もスマートであるべきだ。だから患者さまからとやかく言われる。あなた方はどうなのよ・・・。
自分で作れば200円以内で出来る。本日のテーマは豆。
まめごはん。豆苗とマイタケのアーモンドパウダー和え、コーン入り卵焼き、雫石黒千貫黒豆の煮物、こんにゃくの煮物。手際さえ良ければ何のことはありませんよ。後は日々料理する習慣。
自分で作ればどんなものが入っているかわかります。逆に人任せは、材料の表示義務がないし、考えて見たら危うい中食事情です。
それでも放射能汚染がどうの、ガストの赤痢菌がどうの・・・
潔くない。
ラベル: アンチエイジング