愛のある医療

2011年1月24日 16:36

通院されている方々は主治医の先生から愛を感じていますか?

優しくされているから「愛」を感じます、とか、思ったとおりの医療を受けれるので「愛情あふれる」医療だと思います。そうおっやる方も多いかも・・。本当にそうですか?

真の愛情ある医療は「患者さんの未来を考えてあげること」だと常づね感じていました。健康的な生活をするための知識、病気の知識、医療制度のしくみをしること、そしてもっと大事なのは気持ちのありかたをやさしく指南してあげて、患者さんの幸せを一緒に考えてあげること・・です。お互いハッピーになる、これは良い医療の最終目標です。

そういった活動をしている先生は稀有な存在です。特にご自身で開業されている先生は日々の診療に悩殺されて、事実上不可能。あるいは最初から医療経済だけを考えている医療機関も少なくないのが現状です。



でもいらっしゃいました。毎月健康教室を定期開催されている先生が・・。108回目の講師を仰せつかりました。盛岡市大通り鎌田内科クリニック。入り口の上には鉄腕アトムが・・。

ダイエット and エクササイズ。わたしはこれを work(機能する、働く)と説明しました。鎌田先生の心情。それは単に健康を追求するためではなく、生きて社会で機能していくこと。

処方された薬が指示通りに服薬されていない現実、つまり破棄されてしまっている薬がいかに多いか・・・。この部分では食の現状と変わらないのです。

信頼関係、それは一度の受診では築けません。担当医の視点がどこにあるのか。一度考えてみてください。参加者の熱心なご発言が嬉しかったです。