寒じめほうれん草職人
2011年1月15日 18:51
昨年、川平さんの農場を訪問。昨年は雪も少なかった。本格的な地温の低下は1月に入ってからでした。その時期までにほうれん草はハウスの中でゆっくり育ち、ある程度成長したところでハウスのまどを開けて寒風にさらす。
寒い地域ならではの栽培技術。産地が暖かい地域のほうれん草はいくら形が縮んでいても寒じめほうれん草ではないのです。
ハードドニング野菜の特徴、甘さの上昇。
うまみも十分あり、「おひたし」にしておかかをまぶしたものが最高です。もちろんその他ユニバーサル料理なんでもあれ!です。
寒じめほうれん草の最大の特徴は「えぐみが少ない」。これが子供たちでも大好きになる寒じめほうれん草の特徴なのです。
アップで見ると動物みたい。満月の夜に横歩きにわさわさと移動してきそうです。
それで今年は寒くてほうれん草そのもののサイズが少々小さく、大雪のためハウスの窓を開けきれていないのだそうで・・・。
なかなか奥深い寒じめほうれん草テクニック。職人はやはりこだわるのですね。
だからこそ一度は召し上がっていただきたい。現時点で他のほうれん草より随分美味しいですから、これからがシーズン始まり、楽しみです。関東地域でも手に入ります!
ついでに「寒じめほうれん草のうた」も作ってあります。文化には様々な感性が行きかうのです。
http://doctor-ls.com/2009/0214/283/