かなり危うい栄養状況と健康状態
2011年3月29日 21:54
経済状況によってエネルギーをどの食品から摂取するかの比率が異なる。つい最近までは炭水化物の比率が少なく、動物性食品の脂質の割合が高かった。すなわち経済状況が豊かだった時だ。
今は震災後の食料が不足気味の状況。どちらかといえばお腹が満たされる炭水化物が主体になっていると推察される。あの日を境にあっという間にこのような状況に陥った。
危うさは以前から感じていた。
心配なのはタンパク質である。牛乳、卵、大豆製品が品薄だ。そもそも飼料作物はほとんどが輸入、大豆は自給率5%未満だ。
交通手段も限られてきて、徒歩のヒトが目立ってきた。メタボリック症候群はまぼろしになるかも。エネルギー保存を内臓脂肪にしていたころを懐かしく思う時がくるかも・・。
感染症も危惧。医療現場もかつての感染症疾患に逆戻りである。衛生状況の他に栄養状況も影響してくる。
国の情勢と国民の健康状態はパラレルなのだ。
人も国も食の上にたつ
私の食育のキーワードです。