野菜王的コミュニケーション
2010年3月1日 22:38
野菜を知ると人間の魅力が見えてくる。野菜ソムリエ目線で女性を見つめれば、それは爽やかで確実なアプローチ。
アーティチョーク
これが花野菜だと知る人は意外と少ない。声をかける人はほとんどがグルメな人たち。可食部は花の芯のところだけなので、食べたあとは冷めるのも早い。しかしこの花野菜。歴史的にもなにやら色恋の逸話が多い。そういった成分を持っているとかいないとか・・・。自分自身を知っているアーティチョークは媚びずに自分自身を生きている。
最初から「食べてみたい」と花の芯にばかり視線が行くと、強いアーティチョークにガツンとやられる。まずは葉っぱのツヤツヤを褒めてあげよう。空を見上げて凛と咲く花を、上からちょっと覗いてニコリとすれば、きっと心はうちとける。
ナス
日本の野菜の定番。地方にそれぞれ伝わるナス文化がある。年中スーパーにあるナスは風味が少ない。あまりにも庶民的すぎて心がもえない。でも無いとさみしい。幼なじみのような感覚だが、女房にするにはナスなのかも・・。実は多くの人が美味しいナスの料理を知らないだけ。和洋中どんな料理法にも合うポテンシャルの高さ。育てがいは十分。
もし剣道部出身の女性なら「試合のとき、何て叫んでいるの?」と質問してみれば、てかてかの頬が微笑むはず。チャンス。
今日はどんな野菜・・・?
ラベル: 野菜王コミュニケーション, 野菜未熟果実