万次郎かぼちゃ・・・この時期、一発逆転
2010年2月9日 23:22
万次郎かぼちゃは高知県が由来。ジョン万次郎の出身地でもある。自然交配で生まれ大変強勢、1株につく実の数でギネス記録があるのは有名だ。かつて高知の朝市で見かけて写真に収めていた。
まったく関連はないそうだが熊本で冬の時期に流通させるかぼちゃとして万次郎かぼちゃが生産されているという。スーパーに並ぶかぼちゃは日本産の確立は高くなく、メキシコ産やニュージーランド産のかぼちゃがレギュラーとなってしまっている。
たいてい1/4 カット野菜の状態で売られ、丸ごと1個販売はお目にかからない。国産ですばらしく美味しかったかぼちゃは香川産の「京えびす」だった。ただし1個1100円。
生産者の方、笑顔がとても素敵だ。
形がラグビーボール。結構、重い。
いざ料理。しかし野菜っていう感じはしない。皮がかたくて大きくて、扱いは女性にはなかなか難しい。やはりカット野菜だろうなぁ。
かなり糖度が高く、東洋かぼちゃの風味と知っていたので調味をちょっと工夫。にんにくとオイスターソース味でブリかぼちゃ。煮崩れしにくいのでまとまりやすい。β-カロテンとω-3脂肪酸で学習能率アップと体力維持。親心を表現。
金色にも見える美しい黄色。つけあわせには抜群。水分がやや多いので電子レンジでチンしても風味が低下しない。ちょっと追加の野菜が料理の見栄えと、トータルの味のハーモニーを向上させる。
ジョン万次郎は奇跡の人。海で溺れ、外国船に引揚げられアメリカに渡った。その後は努力、人の良さと世渡り上手で数々の功績を残している。一度こけても、こけた先のベクトルの方向が進むべき道だったりする。
第一志望校、希望企業だけが人生じゃあ無い。
追加。訪問の後に食べた「せいろ鰻」
野菜も良いがときにはこんなパワーメニューも。よく誤解されるが私はベジタリアンではございません。