花束より花蕾野菜
2010年2月5日 21:49
花束もいいけれど食べられるお花を頂くのもうれしい。
女性はいつになっても愛されたい願望があるので、花束を貰うということは何歳でも感動する。ところが生殖年齢を過ぎてくると・・・・悲しいかなお花を貰う機会は限られてくる。最近は「ヨイショ!」の花束をビジネス・パートナーにおねだりする自分がちょっと悲しい。
花蕾野菜(はなやさい)はキャベツの仲間。読んで字のごとく蕾を食べる。目的が人間が美味しく食べるために品種改良された蕾なのである。
カリフラワーとブロッコリー、どちらも蕾。品種改良されてこんな形になった。日本ではキレイな野菜がスーパーに並ぶ。カリフラワーの白は畑にあるうちはスペシャルに綺麗。収穫後も美しい白を保っているのは日本の流通システムの優秀さの現われ。
ブロッコリーは色の変化は少ないので輸入ものも安価でスーパーにならぶ。収穫直後のブロッコリーの美味しさを知っているので、私自身、購入の機会は少ない。お弁当おかず部門の緑の部分に助かる食材である。
バリ島の市場のブロッコリー、カリフラワー。味は確かめていないが高温多湿の市場。とても購入する気分にはならなかった。
最近は紫のカリフラワーとかロマネスコといったさらにキューティな仲間がお目見えしている。プレゼントとしてお花よりうれしいかもしれない。
色はアントシアニン。水溶性なので茹でると水に溶け出してしまう。蒸し器で調理するのが栄養価も色合いも保たれる。
アントシアニンはPhで色が変化する。煮汁の紫は酢を加えるとキレイなピンク色に変わる。食品加工、特に漬物にも応用される。
ロマネスコはお気に入りネーミングだったが、前日のスーパーではユーロスターとなっていた。ここも生活者はわかりにくい。品種と品名。医薬品の世界でも同じ煩雑さがある。
出始めは珊瑚礁と名のっていたような気がする。こちらがしっくりくる。出来ればハチトラのカラオケの様に「A-123昔の名前で名乗っています」で、どうかお願いしたい。
周囲の女性を花蕾野菜でハッピーにしよう。
ラベル: 野菜王コミュニケーション