おそらく世界で始めて処方された「有機ベビーリーフ」という野菜

2010年2月14日 23:37

薬学を世に応用し続け、数々の功績を残す株)果実堂の井出博之会長が設計、製作し続ける有機ベビーリーフは、実は究極のアンチエイジング食でもある。

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薬学博士である井出会長は以前、公害病裁判関係の化学的な判定にもかかわる重要な任務についていたらしい。人が生きていく環境も健全であってこその心と身体の健康という大切なことを実によくご存知だ。実験マウスの会社を立ち上げ、軌道に乗ったところで、次は「野菜だ!」と新しい領域に踏みこまれた。

周囲にはあまりにも唐突にみえたかもしれない。しかし、そこには「人類のしあわせのために科学を駆使する」頭脳明晰かつ人間愛にあふれた井出会長の「仕事」があった。

 

井出会長は抗加齢(アンチエイジング)医学を大変よくご存知である。親から受け継いだ遺伝子によってある程度の健康度(頑丈さ)は規定されているが、その後の悪い生活習慣によって病気にもなるし、逆に磨き方がよければ(健康にプラスになる生活習慣)いつまでも若々しくいられる。ここは私のアンチエイジング医学の講演でも必ず最初にお話するところである。

 

薬による治療の進歩よりも生活習慣の修正、薬による治療から予防への時代、そのための食生活の重要性なかでも野菜、果物についての大きなウエイトを強調されていた。

 

私が野菜ソムリエになった理由と共通している。本当に嬉しく光栄である。しかしスケールが違う。ここまで変化してしまった若年者の食生活。簡単に「野菜摂取の増加を!」とさけんだところで、いざ食べようと思った野菜が美味しくなかったり、栄養価が低下していたら話しにならない。

 

数ある野菜の中から栄養性、機能性の高い葉野菜を選び出し、安全性を兼ね備えた栽培方法で生産し、いくつかの葉野菜をミックスすることで味、栄養価のバランスを整えた。

 

野菜に豊富な健康に寄与する機能性成分はまだまだあるらしい。サプリメントでは野菜を食べることに遠く及ばない。そしてその野菜を市場に流通させている。すなわち野菜を世に処方しているのである。尊敬という一言に尽きる。

 

仕事はそこにとどまらない。環境そして日本の農業の未来まで見据えたメッセージの数々は自然科学に携わる私たちの心の隅々まで浸透し、時として不明確になりがちな「働き」にミッションを与えてくれる。

 

井出会長の処方された野菜は流通という経過で処方されている。

 

医薬品のようにかならず「ゾロ品」は出てくるだろう。今度は土壌づくりまで科学しはじめた井出会長の仕事が続く限りは、他の追随は無い。

 

次回は「野菜を食べる事の健康・美容のメリット」を・・・。

 

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