すべてが美しい秋田のジュンサイ

2010年6月4日 20:31

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ジュンサイはこんな沼で栽培されています。Water shield という英語名はぴったり。葉が開いて水面を覆います。スイレン科の植物の特徴そのものです。


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手漕ぎの船をゆっくり進めると、開いた水面の葉っぱをかき分けて新芽が見えてきます。ゆるやかな時間の流れとジュンサイの触感が癒しをもたらします。こころが透明になれる神がかりの癒しを感じる瞬間です。

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ジュンサイ沼の持ち主、鈴木さんご夫婦。とても柔らかな方々。


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若芽を食べますが収穫は手作業。ぬめりがあるのでちょっとテクニックが必要です。名人鈴木さんの手元を連写。


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秋田美人が良く似合います。ジュンサイは日本各地で栽培されていますが、秋田のものが良品。ジュンサイは秋田の代名詞になっているよう。そして秋田美人伝説は本当です。


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訪問したとき迎えてくれたのがミニ柴のチャチャ。不安げな表情でしたが後半はなついてくれました。ちょっと東北人っぽい。


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ここがジュンサイ沼、とはしゃぐ私。はしゃいではいけません。精霊がやどるこの場所。翌日声が出なくなりました。耳鼻科ドクターから言い渡されたのは「沈黙療法」。ジュンサイはもの静かな人が相応しいのですね。


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お土産は有名な金萬。駅前で生の金萬が手に入ります。日持ちしないのですがこれが抜群です。お米と木材で財を成した時代の繁栄がしのばれます。


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沢山のジュンサイを豪華に鍋にしました。ゼラチン質にさっと熱が入ったところでツルッといただきます。酢の物やカクテルもいいのですが、こんな食べ方も地元ならでは・・・のようです。


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小さいものが良品質。大きなものの倍くらいの値段がします。

 

秋田の旅は食の豊かさの他に、秋田の人の清らかさによる所が大きいのです。

                                                        

しつこいようですが秋田美人伝説は本当です。ただし某女性脚本家が秋田生まれ東京育ちと名乗るのはちょっと我慢できないなぁ。









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