阿房宮とホヤ塩・・・・名前から想像できない

2010年12月1日 18:41

シニア野菜ソムリエが「この野菜お願い」とお題目を提案。今月もレベル高かった。


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まずは阿房宮。食用菊ですが青森県三戸の歴史ある作物。なぜ阿房宮というネーミングかは・・・ちょっと秘密。

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3日に訪れた青森県三戸の生産者柳澤さん。今は一度蒸して布状にしたものが流通しています。

 

本日のワイン会は、なーんと両脇に年下男性3名。45.83歳長生きも悪くない。

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アトリエ・ド・フロマージュ、岩シェフ、今日もさわやかに登場。個性的すぎる食材にメニュー構成を熟考したとか。そうですよねぇ。毎度、次はこれ!と無邪気に提案するのですから。応えて下さるだけの実力派。

 

そして・・・前回見送られた「ホヤ塩」。ホヤとワインは要注意・・・というマスターソムリエのいつにない慎重な姿勢に、そういわれると「ぜひ」と。ホヤ塩はホヤの体液を煮詰めたもの。かつて酒王の吉田類さんを岩手県洋野町へ・・。


 http://blog.digital-dime.com/sakeo/2010/03/


さてメニュー

阿房宮とサーモン・リコッタチーズのロール


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シート状に加工された阿房宮をロール。地元では巻き寿司にするのですが岩シェフの世界。サーモンとクセの無いチーズのモーツァルト調に津軽三味線がかすかに聞こえてくる。



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無農薬乾燥野菜のミートソース風スパゲティ

 

乾燥させ旨みが濃縮された野菜をトマトソースとチーズがまとめています。

 

目鯛と冬野菜、ほやしおポトフ


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ホヤはすべての旨みがそろった稀有な食材。コトコト煮込んだ野菜にうまく溶け込んでいます。ゆげの向こうに優しい岩シェフが感じられます。個人的にこのメニューは大好きです。

 

子羊のパイ包み焼きみかんのソース添え


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ソースは黒箱入り有田みかん。

 

チーズ三種(高野総本店の酒粕で漬けた硬質チーズ・ココン・ルージュ)


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東御産くるみとチョコレートのタルト塩キャラメル添え



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有田みかん・・・原産地呼称認定制度スタート。随伴するものは伝統的日本食文化。観光立国日本、望月市長、よろしくです。


http://yasaioh.digital-dime.net/archives/1235119.html
 


ワインは今宵もドラッグの(アルコール薬効成分)ごとくココロとカラダに染み渡り・・・

酒飲みは美味しいお酒を飲むと脳内エンドルフィンがぶわっと出る。アルコールの薬効以外でも気分良くなるのです。

 

Red Fizz Nouveau

Macon Villages Nouveau

安曇野シャルドネ・バレルファーメンテーション・マスターソムリエセレクション2009

Beaujolais Nouveau 2010

Volnay 1985

open

1985

ori

熟成ワインの「オリ」を楽しみます。

井筒メルロー樽熟成2008

ナイヤガラ・アイスワイン2008

雪解マスターソムリエ高野豊セレクション

 

そして次回は岩手の若きアグリ・アーチストが生んだ南部一郎かぼちゃです。


next 


挑戦状・・・とは言ってもシニア野菜ソムリエはまだまだ太刀打ち出来ません。今にみてなさーい。酔わせる野菜作りますから・・・。

 

本日の同伴男性の一人は農学博士のDr.Nakano。お願いします!機能性野菜「酔わせる編」品種改良。


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夢はいつまでも・・・。
あなたにも今年のハッピー・クリスマス。