日本カボチャ:南部一郎
2011年12月24日 16:16ホクホクした西洋かぼちゃが日本の食卓のほとんどを占めていた時期があった。ニュージランドやメキシコからの輸入品が多く、日本の農家は価格で太刀打ちできませんでした。
日本カボチャの万次郎かぼちゃ、鶴首かぼちゃは高地の朝市で見かけた。万次郎かぼちゃは熊本での栽培農家さんを訪ねたことがある。
いすれも粉っぽくなくすっきりとした甘さが特徴である。煮崩れもしにくい。糖度が16くらいと果物以上になるものもあるようです。
南部一郎は岩手の高校教師が鶴首かぼちゃを品種改良したものという。昨年は佐々恵農園の南部一郎をワイン会で紹介しました。
先日の高校食育講演のあと立ち寄った産直で久しぶりに出会い購入。
子供むけメニュー、炊き込みミルクご飯、ポタージュ。この南部一郎はかなり甘いので塩、コショウだけでも十分に味わい深いお料理が出来ます。コクをのぞむのでしたらチキンや野菜のスープストックを使用すればいいと思います。
以前、種子島で鶴首かぼちゃを見つけて持ちかえりましたなら、完熟もキュアリング(貯蔵しねかせて炭水化物が変化するのを待つ)もしておらず、かなり不味いものでした。形だけ見て購入すると失敗するかもしれません。
それにしても日本の野菜、どこまで甘くなるのでしょうか・・・?
ラベル: 伝統野菜