食の日本ブランド2011

2011年11月12日 19:07



独立行政法人:農研機構主催のこの会


第二部は新品種を使ったお料理の試食会。ホテル日航東京の和洋中のシェフが腕を競う。


にたきこまの進化系、すずこま。小さいが調理用トマトでも生食でもOKだそう。これからが楽しみ。

             


「すずこま」の土佐煮、だけは食べた・・・けど、いつも「調理用トマトにたきこま」でトマト味には贅沢をさせているわが身、満足できない!


すずこまを2個だけいただいて帰宅。翌日のお弁当のスペインオムレツにトッピング。


「もりのかがやき」という林檎


皮が薄くしゃきしゃき感のある林檎。帰宅後お料理、カブとリンゴのヨーグルトサラダ。


              

お土産の、最新作「銘菓かもめのたまご」。小麦粉が専用に品種改良したものだそうです。

              
ゆりかもめ、の車窓から。

ところで心残り、シカ肉を食べそこなってしまいました。


まだ食べてはいませんが、こういったもの(カレー)もあるよう・・・でお土産に頂きました。週末はカレーかな?

今日はお仕事。第一部で、基調講演をさせていただきました。

            

講演タイトルは
日本文化再創造の幕開け「戦後そして大震災後へ、医と食からの提言」
これからの中高年世代の暮らし方が日本を変える、それはすなわち文化。これまでの日本の文化(食、地域、ヒト)をさらに磨いていきましょう、という話でしたが、医療や終末期のありかたなど、参加されている方々がこれからのご自身の人生を考えながら、楽しんで聞いてくださればいいと、それだけを念じながら1時間お話させていただいた。それは野菜王の世界でもあるのです。

日本ブランドは日本人ブランドでもある。まがいものの日本食が世界中で跋扈しているが、日本人の感性が伴ってこそ本物の日本食が再現できる。その背景には「日本が日本であること」が最重要課題。

そこが私のキーテーマ。

最後の言葉は

放射性セシウムの半減期30年後、日本の人口が2/3 になるその時に、美しい日本がここに残りますように・・・。子供たちに未来を!この会の主旨は最終的にここにあるはずです。

 
どうしてこういうことに多額の経費を使うのか以前は不可解な事もありましたが、すべての工程が「記録」されるのですね。つまり国政の道筋を模索している、ということなのだと。

実は当日使用のスライドに指示が入ったり(介入される)して、少々むくれた私ですが、こうして現場に出向くと、「お役所仕事」のスタンスも理解できてくるのです。でも講演ではその領域の中ではじけさせ、聴衆の方々に、今までの会には感じられなかった、このミッションみたいなものを残したつもりです。ちょっと言い過ぎかな?

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