すこし愛して・ながく愛して

2011年10月17日 20:49

大原麗子さんはきれいだった。可愛くて美しかった。こんな女房がいい・・そういう声をよく耳にしたし、私自身も「いいなぁ大原麗子」と思っていた。

なぜあの配偶者を選んだのかは解らないが、離婚会見のとき配偶者だった歌手が「男が二人、家庭にいたようなものだ」えっそうなのぉ。

それで自分は苦手な事もあるし、でもお料理だけはスペシャルに上手ではないが、料理の姿が「痛々しくない」ように日常楽しむ努力をしていた。そして現在に続く・・・。



その大原麗子さんのCM「すこし愛して・ながく愛して」は名言である。




それは膵臓のβ細胞への想いと繋がる。膵からのインスリンを分泌するβ細胞、日本人はもともと弱く、しかもかなり個人差がある。また、さまざまな生活環境下で若いころからストレスを与えられ、そのβ細胞の寿命は個人差がとても大きい。

膵β細胞は最終的に減少していく。老化の定義の一つに体細胞の減少という言い方がある。委縮、たるみ・・・細胞の減少を別の表現にしただけに過ぎない。

膵β細胞は高血糖に弱い、高脂肪食に弱い、内臓脂肪から出される生理活性物質に弱い、肥満の時期があるとその時ものすごいストレスを受ける。

また肥満・運動不足などの状況はインスリン抵抗性(インスリンを分泌しているが、もっと分泌するようにと指令が出る)をもたらし、結局膵β細胞は疲弊し最終的に細胞が無くなる。

知らず知らずのうちに膵β細胞を不幸にしている。一緒に暮らしていると、にこやかにしているから、静かだから大丈夫・・・と思っていると、いつの間にか大事なものを失っている。

すこし愛して、ながく愛して・・・相手にストレスを与えない。あなたの傍らの人は、あなたの膵β細胞は大丈夫?



何の関係もないけれど、ペルーの市場で売っていた「マカ」、これで20円なり。

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