春なのに萌えないんです・・・の彼女に「ワザ」の紹介。
2010年4月8日 10:32
元気ないんですよぉ。仕事も恋愛もうまく言っている彼女がなんだか弱気な発言だ。食事には気をつけてるといつも話す彼女だが、顔色も悪いし手足も冷たい。鉄剤のサプリメントを服用していたが、先日は健診で軽度の貧血があるといわれたとか。今日はそんな彼女を励ませらる食材が偶然に届けられた。
寒い時期からじっとゆっくり育った雪菜。クセがあるのだが料理しだいで「葉野菜の真髄」を知ることができる。レタス系のちぎっただけ野菜を食べている方には、奥深い味の広がりはインパクト強いですよ。こちらは奥州市衣川地区(世界遺産候補・平泉中尊寺の近くです)で知り合いの看護師さんが作った野菜です。見栄えは良くはないけれどこういった野菜には実力が高いものがけっこうあります。
酸素を運ぶ赤血球が減ると貧血ということになりますが、鉄分だけが必要なわけではありません。葉酸、銅、ビタミンB12も必要で、こんな野菜たちに沢山含まれています。タンパク質も必要です。
野菜料理の難しさは野菜本来の味を引き出すことにつきますが、そのままでは旨みも少ないので、調味料にこだわる必要があります。ちょっと残念なのが野菜を食べるための調合済み調味料のなんと多いこと・・・。ドレッシングとか鍋スープの売り場にはラベルのメニューの名前で購入が決まってしまうよう。たとえば中華風ドレッシングとかモツ鍋スープとか。なるべく買わないようにしたい。だってせっかくの野菜が個性ないものに変わるから。
そこへ前触れもまく宅配の頂き物で登場した黒酒。嗜好品のお酒ではありません。アルコール度数13.9%で立派なお酒なのですが、精製されておらず自然なアミノ酸がたっぷり。お料理のスキルがなくても、高い味わいを引き出せます。
とかく野菜はタンパク質(アミノ酸)、脂質が少ないので、旨み・こくを引き出すためについ肉、脂、化学調味料を使用しがち。外食産業のメニューはその様なものが多いですよね。
貧血が改善しない冷え性の彼女に「雪菜の豆乳なべ」。黒酒を100ccと豆乳、塩コショウとたっぷりの雪菜。湯気でレンズが曇ってしまいました・・。黒酒だけで引き出される深みのある旨みに、葉野菜に特徴的なちょっと苦味のある青っぽい味。繊維質が気になるところだが柔らかくしんなりして口の中に残らない。あとでラベルを見ましたがどうも酵素成分が豊富らしいのです。加熱処理前に振りかけておいたのが効を奏したか・・?
味わいのほかにも素材の質感を変えることが出来る・・・。次回は肉料理に応用したいです。でも酢飯にもよさそうだし、ヒカリ物の扱いにもいい。こんな守備範囲のひろい調味料って・・・?しかもお酒・・・?ここは今後の研究課題。
いつものキンピラもコクがある。ダシは必要ない。これは便利、というよりは、いいもの見つけたなーーっていう感じ。
冷え性の方は体の中心部分の血流を良くしたい。特に骨盤部は静脈叢という静脈が網の目状に張りめぐらされている。血液の流れに滞りがないように。骨盤の運動とかマッサージとか・・・彼氏に思い切り抱きしめてもらいましょう。