野菜王処方せん・・・・眠れない夜が続いたら「トウガラシ」の秘密

2010年8月9日 6:14

現代社会、夜型化、24時間経済活動で勤務する人たちのストレス増加、加齢などと関連して国民の5人に一人が「何らかの不眠あり」と答えている。さらに生活習慣病、メタボリックシンドローム、うつ病などが睡眠と大きくかかわりがあることが解ってきて、これは野菜王の居る場所からかけ離れてきている・・・となれば出せる処方箋はいったい・・・。


poster

睡眠導入剤は多々あるも連用はお勧めできない。


urosu

ペルーウロス島は草で出来た湖に浮かぶ島。ここが寝室。睡眠障害とは無縁の生活だろう。

我々の身体、概日リズムと眠りは深く関連しているが、行動、体温、メラトニン分泌で振幅が変化するという。すなわち夜間は3時から4時にメラトニン分泌のピークがあり、一方体温は夜間に徐々に低下しはじめ、朝方4時から5時に体温低下のピークが見られる。

 

 

メラトニン分泌と体温低下がキーポイントの様だ。

 

メラトニンは昨今サプリメントでも手に入る。加齢により分泌低下があるが、実は日中に強い光にあたることが夜間のメラトニン分泌につながる。やはり日中は戸外で活動することが健康に結びつくのだ。

 

体温低下は熱の放散で行われる。放散をじゃまするような環境に注意が必要。パジャマなどの寝具、環境が重要である。青色は良眠をもたらすという。

 

暑い夏はなかなか良く眠れない。日中でも戸外へ一度は出ること、ぬるいオフロで発汗を促しその後に涼しさを得ること・・がグッド。汗腺を開ききるというのが野菜王らしい処方箋だ。ということはトウガラシがお勧めである。

 

医学雑誌にカプサイシン(トウガラシの辛味成分)を摂取して体内温度を高めると熱放散が増加し睡眠が誘導されると記載があった。こういう記事は嬉しくなる。

 

夏バテ対策は慢性疲労の改善、そのうちの1つが睡眠確保。やっぱりトウガラシですね。


papper red

papper green

さて最近のトウガラシは辛さも色も形もバラエティに富んでいる。赤いから辛いわけでもなくピーマンに似ていても辛いぼたんこしょうなんていうのもある。
以前の記事
http://yasaioh.digital-dime.net/archives/1423748.html


同じパッケージのしし唐にも辛いものも辛くないものもある。小さくて赤いピーマンが辛く見えてしまう事も。


spicy

辛さの単位はカプサイシン濃度で表現されるがハバネロはダントツ。

 

もし辛さで口腔内がびりびりになったら、牛乳を飲んでみて。すぐにおさまりま。

眠れない夜と♪~誰を思い出しながらトウガラシを食べる?

 

ラベル: