知りすぎてこわくなってくる・・・くろず

2010年10月4日 18:31

酢を毎日食べることのメリット・・・実は決着がつきにくい「食と健康」の関連証明。

 

いろいろ言われているが・・・

1.  血圧が正常になる?血管内皮の状態が良くなる?

2.  血糖値の上昇が穏やかになる。

3.  内臓脂肪が減る?

4.  疲労回復につながる。

5.  更年期女性の代謝を活発にする(マウス実験)

6.  黒酢にはアミノ酸が豊富

7.  塩分を減らせる。

 

このなかでまだ頷けるのは2,6,7くらいかな・・・なにせヒトでの検証が少なすぎる。

 

黒酢と普通の酢の違い


torio

黒酢:米(糠を完全に取っていないもの、玄米など)を180g./l 以上使用し、褐色または黒褐色をしたもの。

 

穀物酢:穀類を40g/l 以上使用したもの。米、小麦、コーンなどが使用。

 

米酢:穀物酢のうち米を 40g/l 以上使用したもの。

 

酢の効用は「酢酸」で説明されることが多いが・・・どうも黒酢に含まれるアミノ酸成分や未解明物資の健康維持への研究がすすんできたとのことだ。黒・・・ここにも精製されすぎていない食の魅力が表現されている。

 

ここでよく言うエビデンス。酢と健康についてのヒトでの検証は少ない。その中で生活習病の危険因子に対する玄米黒酢の影響を396ヶ月間の期間、毎日約30ml(体重換算60Kgの方)だから添付の小コップ1つ分、通常使用量で観察している。もともと中性脂肪が高値の人は、6ヵ月後低下・・。数が少ないのが研究としては残念だが・・。

 

参考:生活習慣病の危険因子に対する玄米黒酢の影響:中山貞男、昭和大学富士吉田教育部紀要第3(2008)25-31

 

他の酢の検証では中性脂肪低下作用は確認されておらず、酢の成分である酢酸以外の成分が影響している可能性がかる・・・・「黒い」理由の黒酢の成分に、なにか魔法の成分がある???気になってしょうがない。研究がすすむことを願う。

 

食と健康の検証・・・それは誰が研究費を出すのかという難しい分野でもあり、企業の努力はもちろんのこと、自社製品の良さを自ら科学的に検証していこう、という地方企業の「心意気」は尊敬と賞賛に値すると思う。



a cup

一日15cc(大匙1)が目安という。あるいは福山物産の「くろず」には30ml の小さなコップが付いてくる。「くろず」はジュース、酢飯、アンかけ料理が素晴らしい。


vegeju


juice

見た目よりずっと飲みやすい!


ところで・・・・

がんの原因の第一位は煙草、先日大幅に値上がりした。

そして第二位は普段の食事。野菜・果物を毎日400g以上取ることが推奨されている。野菜ジュース(ジューサーミキサー)は健康手段としてお勧めできる。

先日のイベント

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ライフ・スタイルとガン予防について20分レクチャー。



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その後すぐに、乳がん予防キャンペーンと連動したイベントで他の野菜ソムリエさんたちとデモ。くろずを使用する。豆乳や牛乳ベースの野菜ジュースにくろずを入れると、とろみがついて青くささが消える。香りが最初はきつく感じるが、最初だけ。

 

自分なりのアレンジが毎日楽しく長続きします。ハッピーでいることも大切ながん予防なので、この三人、持ち歌もあります。寒じめほうれん草のうた。

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