今年も「ぼやき」から始まる冬季ほうれん草
2010年12月3日 18:41
12月になると「またか・・・」
ちぢみほうれん草という名前の中途半端なほうれん草。これは品種だ。寒くなくてもある程度カタチは縮んでいる。
美味しいのか美味しくないのか。今日のものは美味しくない。
一方、寒じめほうれん草という名前のものも出まわりはじめる。こちらは定義に当てはまらないので、看板に偽りあり。美味しくない。寒じめほうれん草は栽培技術だ。地温が低下してほうれん草が自己防衛反応的に葉っぱを地面に付けて、縮こまり内部に養分を蓄え始める。
糖度の上昇とえぐみの低下が特徴だ。
http://yasaioh.digital-dime.net/archives/1230019.html
寒くても寒くなくても形だけ縮れている品種改良(改変)のほうれん草。
寒じめテクニックを駆使しようとしたが、地温低下の前に出荷された中途半端寒じめほうれん草。
http://yasaioh.digital-dime.net/archives/1234053.html
まぎらわしいが「これが正しい寒じめほうれん草」と誰も商品を定義しないのが良くないので、ここで立腹してしょうがないのだ。
まだまだ美味しい冬季のほうれん草は出荷されていませんよ。にとどめておこう。