風評被害:いまさら何を語っているの??
2011年4月16日 23:53
野菜をはじめ生鮮食品にはリスクがある。当たり前だ。体内に入れるものだからそれは慎重でなくてはならない。しかし人間はこれまでも過酷な環境で生き延びてきた。
さて野菜には以下の5つの問題点がある。
1. 農薬
2. 細菌
3. 重金属
4. アレルギー反応
5. そして放射能汚染
放射能の他の問題は完全に解決できていない。菅の総理大臣はO-157病原性大腸菌の時、カイワレ大根を食べ、そしてまた野菜を食してみせた。
もし何らかの野菜のアレルギーがあれば(実際頻度は少ないけれど)比較的すぐに症状は出る。アナフィラキシー反応だと命にかかわる。
細菌だと数時間―数日間のインターバルで下痢嘔吐する。亡くなる方もいる。
重金属、これはあまりしられていないが土壌の成分によっては(ヨーロッパでは根に近い茎を食べない)ほうれん草にカドミウムが集積する。魚の水銀汚染だって医学的にはかなり問題にされている。妊婦さんは食べることを控えてください・・・とされている。
農薬だってあれだけ騒いでいて、いまさら何を・・。
たとえば放射性ヨウ素131-Iが基準値を超えて1Kgあたり15000ベクレル含まれるほうれん草を100gづつ365日食べたら
15000X100/1000X365日X0.000016(放射性物質の身体の影響度を計算するときの係数)=8.8ミリシーベルト
ここで大事なのはシーベルトという単位だ。身体に与える影響を示す。8.8ミリシーベルトはCT検査とペット検査をすればこれくらいになります。
よって繰り返しますが現時点では出荷制限になっていない野菜ならば問題ない、という事なのです。食べない健康上のデメリットもたくさんあることをお忘れなく。
ラベル: 放射線防御と食の基礎知識