アボカドにメッセージを載せて~野菜王の世界を医療へ

2012年8月2日 16:46

7月は食と健康に関するイベント、講演が4件ありましたが、株式会社ローヤル様からメキシコ産アボカドを提供していただきました。感謝です。

http://www.royal-jp.com/item/avocado-mex.html


先日の医師会講演会、野菜王の世界を医療にちょっとだけ持ち込むことができてとっても嬉しいのです。



しかし常々、伝統野菜とか地産地消をテーマの一つにしているのに、なぜ輸入食材か?



医学的に評価が高いのは伝統的地中海食。こちらはベジタリアン版ですが申し分なし。



日本食にも十分アレンジ可能です。図は日本人版ベジタリアンダイエットビラミッド。しかし一価不飽和脂肪酸が豊富な食材は日本ではなかなか手に入りません。たとえばオリーブオイルとかアボカドなどがそうです。



特段、ベジタリアンを推奨している訳ではありませんが、どうも肉・魚がグルメ、という風潮が気に入りません・・・。



日本食を完全な健康食にするためには主食を未精製穀物(玄米、雑穀、10割ソバ)にして、野菜・果物を太陽がいっぱい浴びた健康野菜にして、魚介類、そしてオリーブオイルやアボカド、ナッツ、乳製品を少々。調味料はもちろん、きちんと製造工程を踏んだ発酵食品です。



低糖質ダイエットが流行していますが、炭水化物を摂らなければ血糖はみるみる低下、肉と魚で糖尿病克服?まで言い切ってしまう方まで・・。



しかし動物実験では炭水化物(糖質)を減らしたマウスは動脈硬化が多い、と報告されていましたが、人間でも同じ結果が報告され始め、日本糖尿病学会でもインフォメーションを出しはじめています。同じ低糖質ダイエットでも植物性食品を主体に食している方々は心疾患、脳血管疾患、そしてガンに罹患するリスクは動物性食品主体の方々よりもかなり低いという事を教えて頂きました。



牛肉1Kgを生産するのに飼料作物11Kg、水産資源の枯渇化、増え続ける世界人口



野菜王は「プランツを食べなさい」と申していたではありませんか・・。



アボカドはマグロの食感を有し、一価不飽和脂肪酸が豊富。マグロは資源枯渇、そして水銀の問題が・・・。マグロには多価不飽和脂肪酸が豊富だから必須では?いえいえ、野菜王におまかせを!代替の植物「シソエゴマ」がありますよ!



講演会で私が主張したことは、同じ野菜でもその栄養価・ファイトケミカルの含有は違うということ。



株式会社:果実堂のベビーリーフは期待に応えてくれます。治療に推奨する野菜、これからのテーマです。また新たなミッションです。

http://www.kajitsudo.com/


サラダに欠かせないドレッシング、浅沼醤油の「キャベタリアン宣言」どんな葉野菜にも会います。お酢を加えるともっと健康的で、食後高血糖対策にも!


http://www.asanumashoyu.co.jp/

食事療法を楽しく出来る、それも野菜王のお仕事です。



ラベル: