ひろこ:正式名称「ミヤマイラクサ」

2012年2月9日 8:05

これまで「ひろこ」という名の女性、背が高くなく、派手でなく、泣き虫でなく、忘れ物が少ないしっかりさん、という人が多かったような気がします。



秋田の「ひろこ」という冬の時期の定番野菜、正式名称よりは「食べもの」を連想するひろこが良いですね。私は三陸育ちだけど、昔、春先に水仙の芽が出てくる時期におばあちゃんが料理した「あさつき」の仲間なのですね。ひろこは雪ノ下の土を掘り起こすと、5cmくらいに地中で伸びた芽の部分が見つかるそう。土の下に野菜だなんて、しかも施設栽培なんかではないのですから、先人の知恵です。




秋田の山深い温泉宿の夕食、酢味噌で出された「ひろこ」を食べた時、なつかしかった。酢味噌料理が多いようですね。








秋田市民市場で購入した白神山地の「あわびたけ」、それからひろこ、ニンニク、塩麴でパスタ。お料理通の方はすぐにピン!と来てくれます。





はじめて「しろ」と「みどり」のひろこを発見。光の当たり具合(軟白栽培)ですね。



野菜が少ないこの時期、有難い食材です。


ところで小学校のときのお友達のひろこちゃん、かした髪飾り、すぐに返すといったでしょ。ひろこちゃん、忘れるはずないよね。



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