せり(芹)・・体調を整えておくという大切さ
2013年1月17日 23:17
若い頃は無理が効くし、万が一休んでも仕事は誰かがかわってくれるだけのポジションであることが多い(そう考えていては個人的には成長しないのだが・・)。
しかしリーダークラスになると、あるいはタレント、ソムリエなど代替のない仕事となると体調管理は仕事の一部である。
芹は薬草としても使用されていたし、セリ科野菜はガン予防でも重要なポジションである。
幼少期から沢のセリの存在は知っていたし、好きではなかったが鍋などで食べさせられていた。胡麻和えだと大丈夫だったような気がする。
独特の香りを持ち若い茎を食用とするこの芹は春の七草のひとつ。スーパーマーケット等で束にして売られている。最近では養液栽培も盛んである。東北では冬の野菜として根っこつきで流通される。
この根が実に美味しい。
魚のだしとマッチする。焼きタラとの相性抜群。
栽培ものと野生のものに比較的差が少ない種であるが、やはり技術の差は歴然としている。秋田、宮城で水のきれいな場所でのものが秀品である。
こういう機能性成分充実の野菜をこつこつ食べて静養し、本番には身心ともに万全で臨む。スポーツ選手と心境は同じでありたい。
ラベル: 伝統野菜