安家地大根のスローな一日

2013年1月28日 22:48


岩手県岩泉町安家地区の伝統野菜、安家地大根の凍み大根作りに参加しました。

 
お兄さん、ご苦労様
 
 
 
 

寒いけど良く晴れた日に現場に到着すると、穴の中から大根を掘り出している若い衆。秋に収穫して土の中で保存。凍らないための保存法である。

 

でも生きているから葉っぱをカットしても脇芽が出てきます。
 

 

それを川で洗い土を落として

 
 
 

カットして柔らかく茹でます。

 

それを藤のツルにさして

 

水にさらしてその後乾燥させます。

 

凍み大根は保存食ですが、この工程で繊維が柔らかくなるのでみそ汁、煮物にとても美味しい食材に変わります。

 
地大根天ぷらにごはん、大根の葉っぱと凍み大根といりこのみそ汁、ごど豆、凍み大根の煮つけ。
 
 
 
 

今日の昼食は安家地大根保存会の会長さんが準備してくれました。
 
 
凍み大根の煮物。
 

                    たくあんも美味しい!


 

男性がご飯を食べている姿は大好き!もっと食べてね!と声をかけたくなります。

 

それにしても芸術的。冬が似合います。

 
 

参加された皆さん、食の周りにはいつだって元気が!

 

頂いた地大根をおろしにして納豆といただきました。キレイなピンク色に元気をチャージ!

 

スローな一日のお蔭で一週間は元気でいられます。

 

皆さん!ありがとうございます。

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究極の十割蕎麦

2013年1月23日 15:48

麺の中では蕎麦が一番の好物なのですが、祖母の手打ちで、狩猟する叔父さんが調達したキジがダシ汁のお蕎麦で育った私。写真のように真っ黒な十割蕎麦です。



様々頂きましたが、その味には二度と再会できていません。懐かしいです。

脳梗塞で倒れた祖母は、当時ではめずらしい胃ろうからの栄養管理でした。冬季にインフルエンザに罹患、あっという間に他界してしまい、未熟だった自分は結局なにもしてあげられなかった・・・。

その思いを胸に15年後、99.8歳の祖父を在宅で看取りました。二人の命日の2月がもうすぐやってきます

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茶豆玄米のお弁当

2013年1月22日 10:40

 
お弁当に玄米茶豆ご飯を入れました。今日から新しい曲げわっばのお弁当を使用開始、15年使用した曲げわっばは、なぜか目の前から消えてしまいました。多分、捨ててしまったのかもしれません。どこかに紛れているかもしれません。

しかし、惜しむ気持ちは全く無く、換え時をとうに過ぎていましたから、自然な流れ、移り変わりとでも言いましょうか、新しいお弁当の空間に、自分の身体の一部を詰め込んで職場に向かいます。

汝の身体、それは汝の食べたもの、そのものである。

そうですよね。高いコスメより、食べるものが重要です。

茶豆は枝豆としてが有名ですが、産直に時として見かける、乾燥茶豆。黒豆より柔らかく炊き上がるので、玄米と合わせると、味と食味が向上します。

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せり(芹)・・体調を整えておくという大切さ

2013年1月17日 23:17


若い頃は無理が効くし、万が一休んでも仕事は誰かがかわってくれるだけのポジションであることが多い(そう考えていては個人的には成長しないのだが・・)。


 

しかしリーダークラスになると、あるいはタレント、ソムリエなど代替のない仕事となると体調管理は仕事の一部である。

 

芹は薬草としても使用されていたし、セリ科野菜はガン予防でも重要なポジションである。

 

幼少期から沢のセリの存在は知っていたし、好きではなかったが鍋などで食べさせられていた。胡麻和えだと大丈夫だったような気がする。

 

独特の香りを持ち若い茎を食用とするこの芹は春の七草のひとつ。スーパーマーケット等で束にして売られている。最近では養液栽培も盛んである。東北では冬の野菜として根っこつきで流通される。

 

この根が実に美味しい。
 
 

魚のだしとマッチする。焼きタラとの相性抜群。
 

 

栽培ものと野生のものに比較的差が少ない種であるが、やはり技術の差は歴然としている。秋田、宮城で水のきれいな場所でのものが秀品である。

 

 
こういう機能性成分充実の野菜をこつこつ食べて静養し、本番には身心ともに万全で臨む。スポーツ選手と心境は同じでありたい。

 
 
 

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晩白柚(ばんぺいゆ)

2013年1月11日 17:29

晩白柚(ばんぺいゆ)は、ミカン科の果物の一種で、ザボンの一品種。名前は、晩(晩生)・白(果肉が白っぽい)・柚(中国語で丸い柑橘という意味)に由来するといいます。



1930年に台湾から鹿児島県果樹試験場に白柚(ぺいゆ)の株が導入され、最適産地の熊本県八代市地区に根付き、改良が行われた結果、現在は八代市の特産品となっています。

 

仙台駅地下の果物店で購入。1500円なり。ミカンと比較してその大きさがお分かり頂けると思います。

 

平成171月に収穫された晩白柚が、カンキツ類でも大型ぞろいの『ザボン区(英名:pummelo)で重量世界一』として、ギネスに認証されました。認証された晩白柚は、重さ4,858g 、直径26cm。通常の2倍程の大きさで、バスケットボール程の大きいサイズです。

 
 
 

剥き方はメニュアルに従いまして・・。

 

外の皮をはがせば、じょうのうと果肉はするりとはがせます。

 

酸味が少なく爽やかな甘さです。水分がしみ出してこないので上品に食べられます。

 

 
日本の果物は芸術品ですね。

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